2013年03月02日

講演会:がんサバイバーシップ〜自分らしくいきるとは〜

2013年3月2日(土)13時30分〜15時
和歌山県立医科大学附属病院 4階 臨床講堂
がんサバイバーシップ〜自分らしくいきるとは〜
講師 桜井なおみ氏

参加費無料
(申込み・お問い合わせ)
 和歌山県立医科大学附属病院 地域連携室 073-441-0778

(講演要約)
サバイバー(Survivor)とは、がんと診断された時から死ぬまでの期間を生きる人です。
サバイバーシップ(Cancer Survivorship)とは、いかにその人らしく生き抜くかを重視した思想です。5年生存率、治療効果、生存期間などの向上などを目指す医療とは違う考え方であると言えます。
最近はサバイバーシップの考え方が重視されつつあり、海外の学会でもテーマになっているそうです。
医学が進歩し、医療取り巻く環境がよくなって、生存率が年々向上しています。治療と仕事を両立させる必要が出てきました。
海外では、仕事上のことで、がんであることを理由に差別してはいけないという決まりがあるそうです。
しかし、日本ではがん患者が職場に病気のことを言いづらい環境があり、仕事での差別が存在しますから、まだまだ遅れています。
治療と仕事の両立に向けた社会モデルの構築が検討されています。
今後は、例えば「子育て支援事業」の子育てを「治療」に置き換えた施策に広げていくことも検討されるべきです。

患者としては、今ある制度について、
どう生きたいのかを第一に制度を活用していくことがよいです。
 情報を整理
 利用できる制度を確認
 今後の見通しを把握(あまり長くなくても見えるところまで)
 会社へ伝える範囲を決める

(質疑)
高額療養費制度などを有り難く活用させてもらっていますが、制度を利用するためにいろいろ工夫をしたりしています。
(応答)
コストカットならぬ、コストクリエイトというのはあります。
制度を変えるには時間がかかるけれども、自分とその周りから声を上げて変えていくことはできます。
治療費で困ったこと、情報などを知人、友人にお話しすることで体験を役立ててもらい、情報共有できます。
(感想)
がん患者も働き手として頼りになると思ってもらえるような、差別や偏見のない社会で、生きがいを持って働ければ理想的です。制度も人の心もまだまだその域には行かないでしょうが、少しずつ輪を広げていきたいと思います。




翌日はこの講演会に参加

2013年3月3日(日)13時30分〜15時
和歌山県立図書館 メディア・アート・ホール(2階)
がんとは何か、どう向き合って生きるか
講師 谷野裕一氏
入場無料・申し込み不要
主催 和歌山県立図書館

mukudori21 at 21:00│Comments(0)TrackBack(0)イベント参加報告 

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