2011年12月

2011年12月15日

タキソテール3回目 − 疑問あるときは質問して不安を解消

採血
 左の手の甲から採血し、血液検査へ。やはり、手の甲は痛い。少し内出血。

診察
 タキソテール3回目の血液検査の結果、白血球数4000以上で、投薬決定。

 足がむくむくとむくんできた。顔にもマスク跡がつきやすくなっている。今日の診察で、顔のむくみを指摘され、利尿剤を処方された。

 その他の副作用対策の薬は、デカドロンが出ているが、ほぼ飲んでいない。主治医もできるだけ飲まない方がよけいな副作用を減らせるので、飲まなくてよいとのこと。ベナ錠という薬は1回目から処方されていない。眠気がひどくでるため、帰宅時の運転に支障が出るためだ。
 ただし、関節痛のためのボルタレンSRは、3回飲んだ。寝ている間も痛くて寝不足になるからだ。

 血管はあいかわらず、痛くてつっぱる。ヒルドイド軟膏が効くと友人に聞いたと主治医に言ったが、効くだろうかと懐疑的であった。実は、主治医も2週間前の点滴で血管が炎症を起こし、硬くなっているそうだ。実際さわってみると、私と同じく硬く突っ張っている。押さえると痛いそうだ。主治医は、これまで血管痛は2、3週間で治ると言ってきたが、自分の場合2週間経っているが治っていない。血管痛の患者さんの気持ちがよくわかったと言っていた。そのことを患者さんに説明すると、納得してくれるという。確かに、人の痛みは他人事であり、実感が伴わなければ、苦痛を説明されても、理解することは難しい。

 今一度、診断結果を確認した。ホルモンレセプタ、HER2、グレード、リンパ節転移、病期などについて、これまでは、判明次第聞いてきたが、まとめて確認した。今後、まとめてブログに記すことにする。はっきりと病状を知っておくことにより、今後の戦略を立て、不安を少なくしていきたい。
 リンパ節廓清については、省略を希望していると再度伝えた。主治医は、廓清をすすめているが、左側をレベル3まで廓清しているため、両側を廓清すると生活に支障が出ると考えている。しかし、この件はセカンドオピニオンやその他いろいろな資料や機会を元にもう少し検討したい。

投薬
 軽く昼食の後、外来の処置室にて、点滴開始。病棟の看護師さんが針を刺してくれた。右腕の外側の血管に、細いゲージの子供用の針を刺す。この外側の血管は、FEC療法の2回目の時に点滴した。この場所は、血管痛が起きていなくて調子がよい。その他の血管は、ことごとく炎症を起こし、硬くなってつっぱっているため腕がのばしにくい。
 外側の血管は少々細いので、たいへんそうだ。針を刺す時に少し内出血を起こしたようだが、その先の針の定置位置には問題がないとのこと。逆血* を確認し、点滴OKとなった。
 (*注:逆血とは、点滴の針に続くチューブと薬品の入った袋を下に下げたときに、血が逆流してチューブから見えることを確認する作業だと私は理解している。この作業により、確実に血管に針が通っていることが確認できるのだ。)
 逆血が確認できなければ、血管から薬が漏れて、周囲の組織が損傷を受ける可能性がある。血管はこの損傷に耐えるというのだから、強いものだ。

 例によって、アイスグロープを手足に装着、おなかと右腕にホットパック、口には氷を含んで臨んだ。

薬剤師さんと談話
 薬剤師さんが来たので、タキソールの溶媒について質問した。
  • Q:タキソールにはヒマシ油が使われているそうですね?
      タキソテールの方には使われていないのですか?
  • A:タキソールには、ポリオキシエチレンヒマシ油が使われています。
      タキソテールの溶媒は別の物です。
  • Q:ポリオキシエチレンヒマシ油でアレルギーが起きることはありますか?
  • A:タキソールの場合、本剤そのものより、この溶媒によるアレルギーの方が多いかもしれません。
      その場合、アナフィラキシーショックが点滴後5分ぐらいで見られます。

点滴終了
 針を抜いて点滴終了。少し内出血していて、若干痛みがあるので、看護師さんに聞いた。
  • Q:内出血していて、押さえると少し痛いのですが、だいじょうぶでしょうか?
  • A:内出血の場所は点滴の針の先よりも下で逆血確認できているので、まず問題ないと思います。
      万一、痛みや広範囲な発赤があった場合は、病院に連絡してください。
      その際、異常がみられた箇所の写メを撮っておいてもらうと、後で参考にできますので撮っておいてください。
  • Q:その場合、どのような処置をするのでしょうか?
  • A:タキソテールは炎症を起こすことはあっても、壊死は起こさないので、ステロイドの入った軟膏を塗ることで対処できます。
      エピルビシンやタキソールは壊死を起こすので、薬剤の注射をして治療する必要があります。
      今回はタキソテールですから、痛みや発赤には、ステロイドの軟膏を塗って、病院にも連絡してください。家にリンデロンなどの軟膏はありますか?

 対処方法について、詳しく説明してくれると、よく理解でき、不安がなくなっていく。そうなっては困るような事態についても、知らずにいるより知っていた方が安心だ。わからない部分が多いほど不安になるものなのだ。今年の非常事態における政府の説明不足、情報隠蔽しかり。国民は不安になった。
 自宅にリンデロン軟膏はある。万一の時もあわてず対処できそうで、とても安心した。


今後の予定
 あと1投! 来年1月5日が最終回の予定。
 なんとか風邪もひかず、副作用の大きな障害もなくここまできたから、もう少しがんばりたい。

 手術日は、2012年2月15日に決定。2月2日に術前検査、手術の説明、MRI撮影を行う。
 12月か1月に形成外科の先生のところにセカンドオピニオンで受診予定。主治医に紹介状を書いてもらった。
 同時再建の術式、12年前の術側とのバランス、入れ替えの方法などについて聞いてみたい。

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 これだけの長文になってしまった。今日もいろいろなことがあったものだ。



mukudori21 at 23:34|PermalinkComments(2)TrackBack(0)むくどりの治療記録 

2011年12月14日

乳がんワクチン


 このワクチンは、免疫系を訓練するということだ。細胞表面にMUC1たんぱく質が付着している腫瘍を見つけ出して殺すようになる。
 MUC1たんぱく質は、トリプルネガティブ乳がん患者の90%で過剰発現する。

 低侵襲な治療法の選択肢が増えることに期待したい。



mukudori21 at 00:36|PermalinkComments(0)TrackBack(0)