2007年10月02日

Mayu −ココロの星−

21歳で乳癌になった女性の実話を元にした映画です。

試写会を見てきました。この8月に北海道でオフをしていただいたときに、参加したメンバーからMayuさんと映画の話を聞いて、チラシまでいただいて、ぜひ見に行きたいと思っていたのでラッキーです。

当日は、舞台挨拶にMayuさんご本人が来られて、感激。
舞台では、ご自分のメッセージをしっかり語られ、大柄な方に見えたのですが、映画の中で小柄だという設定でしたから、おや?っと思っていました。しかし、上映後ご本人にお会いしてお話ししたら、映画の内容どおり小柄でキュート、とってもすてきな方でした。

映画は、医療を受ける側の患者としての、リアリティがあり、患者の初期のいろいろな不安が描写されていました。Mayuさんが自ら患者の立場で監修されているので、たいへん具体的です。
触診、乳腺超音波検査、マンモグラフィー検査、コアニードルバイオプシーの細胞診など癌の確定診断のための検査は初めてのことばかりです。手術後も数々の障害や、補助療法とその副作用が次から次へとやってきます。放射線治療のシーンは、厳重な放射線管理のされている部屋に入り、大きな機械に横たわるときの不安が描写されていました。放射線照射を終って出てきたら、放射線酔いでふらふらです。そうそうこんなんだったっていう感じです。
手術でリンパ節切除すると、わきの下がつっぱって腕が上がらなくなるので、病院の患者がそろってリハビリ体操しているシーンは笑えました。私はひとりで体操や壁のぼり運動をしていたので孤独で不安がいっぱいでしたから、みんなで体操することで、ひとりではないと思えたであろう状況がうらやましく思います。

病気でない人との疎外感や、生きたいのに、再発の不安に押しつぶされそうなのに、リストカットを繰り返す友への不満、怒りを思いやりに昇華させた行動はすてきでした。
しかしながら、癌患者の気持ちを押し付ける内容ではないのです。それぞれの立場でがんばっている同じ年の仲間とのやりとりがすてきでした。さわやかな元カレの優しい目がいい感じでしたし、ニートのお友達もいい味をだしてました。

共に戦う癌友の死、その葬式への参列、乗り越えがたい哀しみと不安を克服していく過程が、まさに乳癌患者としての道のりを描いています。病気を通して失ったものはあるけれど、それ以上に大切なものを得たことが、辛い体験を通して宝物のように手元にあることは癌患者共通の実感だと思います。
自分の体験とほぼ重なり、全く共感してしまう内容なので、何回泣いたことかわかりません。そして、ラストは号泣を抑えるのがやっとでした。



公式サイト
http://www.mayu-movie.jp/

mukudori21 at 12:30│Comments(0)TrackBack(0)イベント参加報告 

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